メンバーインタビュー: Co-Founder and Executive Director Terence Tse, PhD

メンバーインタビュー: Co-Founder and Executive Director Terence Tse, PhD

Terence Tse,PhD Nexus FrontierTechの共同創業者兼エグゼクティブディレクター。ESCPヨーロッパビジネススクールのロンドンキャンパスにてファイナンス分野の准教授を務める。 また、「Understanding How the Future Unfolds: Using DRIVE to Harness the Power of Today’s Megatrends」を共著。このフレームワークは、ビジネス思想のリーダーシップで最も権威のある賞であるThinkers50によって、CK Prahalad Breakthrough Idea Awardにノミネートされる。さらに英国のチャータード・マネージメント・インスティテュートが発行する専門誌「Professional Manager」が、2018年に経営とリーダーシップを再形成した18名のニューボイスにも選出される。米国のビジネス誌「Talent Quarterly」も、DRIVEフレームワークを今後のマネジメントを変革する24のトレンドの一つに挙げている。 

 

あなたはケンブリッジ・ジャッジ・ビジネス・スクール大学やESPCヨーロッパなどの一流大学にて様々な活動をしており、高等教育に強いバックグラウンドを持っています。 AIスタートアップの共同設立に至った経緯は?

 

実は、Nexusの共同設立は偶然の結果でした。同じく共同創業者のMark Expositoと共に「Understanding How the Future Unfolds: Using Drive to Harness the Power of Today’s Megatrends」という本を執筆した後、私はどのような技術が実際に実現可能なのか、新しいテクノロジーへの強い関心が高まっていました。 ちょうどその頃、私たちの本を読んだダニーが、新しい事業をUKでスタートしたので私に会いたいと連絡があったのです。それがNexus FrontierTechでした。

 

一般の人々がAIについて持っている最大の誤解についてどう思いますか?

 

多くの人々が未だにAIで何ができるのかを分かっていません。ちなみに、現時点では見ている画像が犬なのか猫なのかさえ識別できません。 AIは犬であるかどうかを判断しようとするだけです。 AIが達成できるものが限られており、多くのメディアがAIを正しく伝えられていないことは確かです。 また、私たちが得た経験から感じたもう一つの大きなズレ、実はAIを実際に運用する上で最も難しい部分は開発自体ではなく、クライアント側の既存システムにそれを適応させることなのです。 市場にはかなりの数のAIアプリケーション/ベンダーがプロダクトをリリースしていますが、実際にそのような既製のソリューションが、クライアントの目的を正確に満たすことは容易ではありません。そして、そのほとんどが失敗に終わっています。

 

AIは流行語だと思っている人もいます。そこに何かメリットがあると思いますか?

 

実際にAIはある種の流行語となっています。 AIと聞くと多くの人は人間の仕事を代わりに行うロボットのような機械をイメージしていると思いますが、結局のところ、AIには "知性" がありません。 これは、"知性"とは創造性、問題解決能力、共感力を含むものを意味するからです。そして機械はそれらをどれも持っていません。個人的には、"自然言語処理" や "画像認識" などの用語に使用しています。 これらの用語は、AIのような包括的で曖昧な言葉とは異なり、機械が実行できることを正確に表現しているからです。 

 

クライアントにソリューションを提案する際にAI企業が直面する最大の課題は何ですか?

 

それはしばしば最初の一歩を踏み出しています。 一部の企業は、AIについてこれまでまったく試したことがなく、むしろ知らない場合もあり、テクノロジーを利用することにも消極的です。 AIがその潜在能力を発揮するためには、クライアントそれぞれに合わせてカスタマイズする必要があることは言うまでもありません。 そしてこれには多くの作業が伴います。 実際に何度か企業がAIを導入しようとしているのを見たことがあります。 しかし、間違ったベンダーに声をかけてしまい、無駄の予算をかけた割にまったく価値を出せなかったり、またベンダー側も概念実証の範囲を越えられなかったりする場合が多々ありました。その結果、彼らは失望し、再度AIを導入しようとする場合、より慎重なアプローチを取ることになります。 彼らは最初にNexusFrontierTechと話をするべきでしたね(笑)。

 

あなたは、Nexus CEOのダニーと最高学習責任者のMark Esposito博士と共著して、別の著書「The AI Republic: Building the Nexus Between Humans and Intelligent Automation」を共著しました。 この本で触れていることと、現在のNexusの使命との関連について教えてください。

 

私たちはAIを分かりやすく説明し、実際にできることとできないことを具体化したいと思っています。 また、現代のAIがどのようにして実現するのか、テクノロジーの技術的側面についても説明しています。AIは将来、世界に大きな影響を与えます。この本はその技術に関する倫理的な問題についても取り上げます。

 

Nexusは「AIに民主化を!」をミッションに掲げています。 これはあなたにとってどういう意味ですか?

 

この質問には、私もダニーがよく使う例え話を使って説明しています。 私たちが最初にインターネットに出会った時のことを覚えていますか? 当時は、Webサイトをまとめるとしたら、たくさんのプログラミングをしなければならないでしょう。 これは行うべき技能と装備を持っている人に限られていました。 最近では、特定のアプリケーションを使ってドラッグアンドドロップできるため、Webサイトの構築に必要なプログラミング知識はほとんどありません。 それと同様に、「AIを民主化」するため、私たちは誰もが簡単に使えるアプリケーションを提供します。 私達のプロダクト「Podder.ai」はリサーチャーやエンジニアがクライアント向けに作っているAIプロダクトを簡単に構築することができ、またクライアント側はAIベンダーの技術導入を簡単に行うことが可能になるでしょう!

Nexus Frontier
[email protected]

Skype: nexusfrontier.hr



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